中毒餃子報道(其の十)
「中毒餃子事件」から1年が経ちました未だ真相は闇の中・・・真相究明どころか天洋食品を助けよう?として中国国内の20数社の企業が輸出できない在庫(餃子)を買い取り?して配り?配布者の中から中毒者が出ました。(?マークは理解できないからです)
1年間を振りかえると考えさせられる事が多い1年でした。「焼餃子は安いもの」というイメージが定着しておりB級C級グルメになっています。安価に提供しようとすれば安い食材と安い人件費に安い化学(旨味)調味料で味付けしてニンニクを入れる。食べる時にラー油をつければ立派な餃子になります。(実に簡単なことです)
天洋食品は日本企業(お客様)のニーズに応えた餃子を作っただけなんですね。しかも厳しい日本企業の衛生管理の指導にも応えてです。つまり日本人の為だけに作った餃子なんです。少しだけ今回の闇の中を書きます(1年間伏せていました)
中国では餃子は点心に属します。ここで完全に認識が違います。当然ニンニクは入っていません、ラー油も使いません(黒酢・赤酢です)、旨味調味料も原則入れません(蒸し餃子に代表されるように食材を吟味します)、そして・・・焼餃子は中華料理ではありません(現在でも本格中華料理店に焼餃子がメニューにないのは安価だからではなく中華料理ではないからです、焼餃子は日本で誕生しました)。驚かれた方が多いと思います。一昔前に海外の寿司を見て「あれは寿司じゃない、あんなん外人よう食べるわ!」という感情と同じと思ってください。海外で外国人経営(企業・職人)の寿司で問題があった時「あれは寿司じゃないからな~本物の寿司と一緒にされたら困るわ」とならないでしょうか?今回の中毒餃子がもし?「水餃子」だったら・・・展開が変わっていたかもしれません。日本企業側に責任があるという感情の裏には上記の感情があることは事実です。
私が「当店は国産食材・旨味調味料不使用・天日塩を使用しています」と言ったら「餃子屋がなに偉そうに和食みたいにこだわってるや!餃子は安なかったら意味ないんや!」といった反応もあります。私は「焼餃子」は「和食」(和の国で生まれた食べ物)だと思っています。「焼餃子」が安価なジャンクフード化していく中で一人になっても「和の焼餃子」を守っていく覚悟です。それは「餃子」は本来刺激食ではなく、バランスのとれた健康食だからです。
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